2014年6月9日月曜日

レストランの食べ残しを持って帰るとき

中国や東南アジアのお金持ちはレストランでよく食べ物を思い切り残して帰ります。中国でお客さんがレストランでもてなされたとき、出てきたものをもったいないからと無理して全部食べたら、まだ足りないのかと思われてさらに食べ物が出てきたなんて話も聞きますね。

戦中・戦後の食糧難の時期を直接・間接に知る日本人は、食べ物を捨てることをよいことだとは考えていないので、中国や東南アジアで現地の人と食事をすると、こんなに食べ残すくらいなら注文するなよと思ってしまいます。

そういう場面で無理して最後まで食べようとすると、なんという卑しい人間なんだと思われるので、おとなしく食べ残した方がいいでしょう。私はいつも「アフリカの子供たちのことを考えてみんなで最後まで食べよう」と主張して嫌がられていますけどね(笑)。

食べ物を粗末にするのは中国や東南アジアの成金的な人たちで、本当に貧しい人たちは最後まで食べます。アメリカでもレストランで食べ残したら持って帰る人がとても多いです。

アメリカのレストランには食べ残しを持ち帰るための発泡スチロールのトレーが必ずあります。昔はそういうのをdoggy/doggie bagと呼んでいたようですが、若い世代はもうそういう言葉を使わないのだとか。

アメリカのレストランで食べ残したときには持ち帰りにしましょう。そうするのが当たり前なので遠慮はいりません。そういうときは

Can I take this home?

と言えばいいです。レストランのスタッフが食べ残しをスプーンですくって容器に詰めてくれて、さらにプラスティックバッグに入れて渡してくれたりします。そこまでしてもらっても無料なのですが、アメリカのレストランではチップという名のお礼が絶対的に必要になることをお忘れなく。これが面倒くさいんですよね。

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