2013年10月2日水曜日

Singlishがおもしろい

シンガポール人の英語は独特の文法と発音なのですが、それを揶揄してSinglishと呼ばれます。インド人の英語と並んでわかりにくいと言っている日本人が多いようですね。

Singlishの特徴としてはマレー語との融合がとても多いことだと思います。Singlishは英語としては語順がしばしばおかしいのですが、それはマレー語の語順だったりします。また、Singlishではよく主語が省略されますが、それはマレー語でも同じです。Singlishでは動詞の過去形がしばしばないのですが、マレー語にも時制による動詞の変化はありません。

Singlishはマレー語の文章の単語をそのまま英語の単語に置き換えていることが多いので、マレー語に慣れているとSinglishにはさほど違和感を感じなくなります。Singlishはマレーシア人の英語とも似ていて、典型的には「OK lah?」と語尾にラをつけることが多いです。「can」が非常によく使われますが、その用法はマレー語の「bisa(~できる)」と同じです。

Singlishはアジアなまりの英語だとバカにせずに、それに正面から向き合ってみるとおもしろいと思います。私はSinglishが話せるようになりたいなといつも思っています。

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