2014年1月17日金曜日

英語版の税関申告書

この前カタール航空の飛行機で帰国したのですが、機内に日本語の税関申告書がないと言われて唖然としました。その前に使った中国東方航空の機内にもなかったのですが、最近はこういうのが常態化してるんでしょうかね?

幸い英語版の税関申告書はもらえたので、それに記入したのですが、英語版には「Nationality」という日本語版にはない国籍を書く欄があることに気づきました。日本語で書く人なら国籍は日本だろうと想定しているようです。しかし、日本語が得意な中国人が日本語版の税関申告書を渡されてそれに記入することも当然考えられるわけで、日本語だから日本人という決めつけは間違っていると思います。

日本語版の税関申告書には同伴家族欄に「20歳以上 名」「6歳以上20歳未満 名」「6歳未満 名」とあるのに、英語版ではそれぞれ「Adult」「Under 20 years old」「Under 6 years old」となっていて両者が整合していないという不思議もあります。

国によって成人年齢は違うと思われるのに「Adult」では曖昧ではないでしょうか?海外では18歳で成人になる国が多いと思うのですが、19歳だったら「Adult」なのか「Under 20 years old」なのかわかりません。

その後の「Under 20 years old」「Under 6 years old」も、5歳だったら両方に該当してしまうという曖昧さがあります。なぜこのような仕様になっているのでしょうかね?外国では6歳以上20歳未満のような書き方はしないと考えたのでしょうか?そんなことは決してないと思いますけどね。

英語版の税関申告書は英語を母国語とする人のチェックを受けているようですが、それでもやはり日本人の作ったものだなと思われるところがいくつか見られます。

「Cash, Checks(including T/C)」のところですが、日本人の英語でありがちだとこの前も指摘しましたが、Checksの後に空白を入れないのは非常に気持ち悪いです。その後の「Promissory  Notes」も無駄に一つ多くの空白が入っているようで、気持ち悪すぎます。

英語のチェックは受けていることはわかるのですが、最後に印刷屋がレイアウトしたものを校正したのが日本人だったので、空白のおかしさには気づかなかったのだろうなと思われるのです。

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