2014年1月30日木曜日

インターネット言語としては英語は圧倒的な存在ではない?

インターネットの世界は英語の情報量がとても多いので、英語がわからないと有益な情報にアクセスできないことになります。

特に学術論文は英語で書かれるのが基本なのですが、林業の世界では英語に次いで情報が多いのはドイツ語なので、ドイツ語もわからないと研究に支障が生じます。ドイツ語の文献を読まないといけないときは、いつも自動翻訳のお世話になっています。

ツイッターで@Kelangdbnという人が「インターネット言語としては英語は圧倒的な存在ではない」などとデータ付きで主張していて、そうだったのかと驚いてしまいました。


ところが、このグラフをよく見ると、横軸の単位がページ数ではなく、「Millions of Users」となっていることに気づきます(タイトルにもそのように書かれています)。インターネットユーザーの数なら中国人が多いのは理解できます。中国は分母としての人口が桁違いに大きいのだから、自動車の販売台数も携帯電話の普及台数も統計上の数値は中国が多くなってますね。

いずれにしても、このグラフを根拠に「インターネット言語としては英語は圧倒的な存在ではない」という主張するのは間違っているのではないかと思いました。このグラフの引用元のページに詳しくグラフの説明が書かれているので引用するなら読んでおくべきです。

0 件のコメント:

コメントを投稿