アメリカの電話自動応答システムはオペレーターと話したいと思ってもなかなかつながらないように工夫されており(クレーマー対策かもしれません)、樹形図を書きながら本気で探検しないとオペレーターまで辿り着けないこともあります。そういうときは電話機の「#」や「*」を押してあっちに行ったりこっちに行ったりすることになります。
さて、アメリカでは「#」は日本語のようにシャープとは言わずパウンド(pound)と言われます。「*」はasteriskでいいのですが、しばしばstarとも言われます。シャープは本来縦線が垂直(♯)なのだそうです。
JALに電話したときに英語音声を選択すると「press sharp」と(ガイジンの声で)言っていて驚いたことがあります。アメリカ人なら「press pound」と言うはずですけどね。
日本人がアメリカで通じにくくて困るものに「_」もあります。日本語ではアンダーバーと言いますが、アメリカではunderscoreの方が圧倒的に通じます。
「-」は日本語ではハイフン(hyphen)ですが、アメリカではダッシュ(dash)をしばしば使います。しかし、厳密には短い横棒がhyphen、長い横棒がdashであって、両者は区別する必要があるようです。一般のアメリカ人がこれらを区別して使っているようには思えませんけどね。
日本語では「A'」をエイダッシュと読みますが、アメリカではエイプライム(A prime)と言っています。ダッシュでは横棒との区別ができないと思います。
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