2014年7月13日日曜日

ワシントンとはどこなのか?

「ワシントンに行ってきた」ととあるマイル系のブログに書かれていましたが、ワシントンという地名には気を付けないといけないです。なぜならアメリカにはワシントンD.C.とワシントン州があるので、「ワシントン」だけではどちらかわからないからです。

何の文脈もなしにワシントンと言われると、シアトルのあるワシントン州のことを考えるアメリカ人の方が多いのではないでしょうか?

このブログには成田から6,753マイルとも書かれていたので、ワシントンD.C.のことだとわかりましたが、「ワシントンに行ってきた」などとは書かない方がいいですね。

ところで、二宮書店という地図帳を作っている会社をご存じでしょうか?私は二宮書店の地図帳が大好きでした。しかし、この地図帳を作っている人たちは世界のことをご存じないようです。

二宮書店のサイトに「アメリカ合衆国の首都は「ワシントン」か「ワシントンD.C.」か?」というQ&Aがあり、「どちらも間違いではありません」と書かれていますが、アメリカ人は「ワシントン」とはふつう言わないです。「「ワシントンD.C.」と表記することが多いようです」とありますが、「ふつうは「ワシントンD.C.」と表記します」とすべきでしょうね。


間違いを指摘されたから2006年度発行の地図帳から表記を「ワシントンD.C.」に変えたのだろうと思われるのに、回りくどい言い訳をしているところが恥ずかしいと思いました。

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