日本はおもしろ英語の宝庫ですが、そういうのを見ていくことで日本の英語教育の弱点が見つかるように思っています。
「EX予約/5489サービスのお受け取りが可能です。」というプレートがJR博多駅(筑紫口)の切符売り場に掲げられていました。
まだ「JR CARD」などというものがあるのかという感動はさておき、
The receipt of this service is this window.
という英訳はいかがなものでしょうか?「EX予約/5489サービス」をロゴを掲げることでthis serviceと言うのはうまい方法ですが、この英語はちょっと無理がありますね。
これだと「受領が窓口である」という不可解な文章になっています。日本語で「このサービスの受領はこの窓口です」は可能だからといって、それを直訳するのは危険です。
実は「EX予約/5489サービスのお受け取りが可能です。」という日本語もおかしいと思います。受け取るのはサービスではなく切符ですよね。この変な日本語に英訳の方も連動してしまっています。
「クレジットカードご利用の際に、暗証番号が必要な場合がございます。」を
When the credit card is used, the password might become necessary.
と英訳するのも後半が特に美しくないです。クレジットカードの認証に必要な4桁の数字はPINと呼ばれることが多いです。
You may need to enter the PIN when using the credit card.
とか書いておけばいいのではないでしょうか?JRの窓口は経験的にはいつも「ここにサインして下さい」ですが。
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