2014年12月1日月曜日

教科書からMy name is ...が消えたらしい

livedoor newsに「英語の挨拶 my name isは古い言い回しなので教科書はI amに」という記事が出ていました。確かに、My name is ...という挨拶はアメリカで聞いたことがありません。フレンドリーであることが重要なアメリカにおいてこういう言い方は堅い感じがするので好まれないのだろうなと思います。ただ、間違っているとか使えないというほどの表現ではないと思っています。

さて、この記事でこの話よりも気になったのは「現在中学一年生の教科書ではI am Tanaka Ken.と、 I amと「姓―名」の順で名乗るのが標準なのだ。」「姓名の順は2000年に国語審議会が「国際社会に対応する日本語の在り方」で、日本人の姓名についてローマ字表記を「姓―名」の順にすることが望ましいと答申した」という点です。

英語の世界では名-姓なのだから、英語を使うときはこの順番にする方がいいと私は思っています。日本が姓-名だからと英語のときまであえてこの順番を使うなんて、それをわざわざ国語審議会とやらが望ましいと決めるなんて、バッカじゃないの?と思うのです。

個人の好き好きで姓-名を使うことについてはとやかくは言いません。私も自分の信念でアルファベットでは名-姓で書いています。ただ、国家レベルでどちらかが望ましいなどと決めて、日本の英語の教科書がそれに従っているのという状況は間違っていると思います。

どう名乗るかは個人の自由です。アメリカ社会には多様性を認めるおおらかさがあります。そういう英語文化を知らないのが日本の国語審議会のアホなセンセイなんでしょうね(笑)。

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