2013年8月5日月曜日

capとhatの違い

日本の中学校の英語の授業でcapとhatの違いについて習いました。それによると、capは野球帽のようなつばのある帽子、hatはつばのない帽子とのことでした。帽子を絵を見て、これはcapですか?hatですか?という問題が試験にも出ていました。

こういうことを今でも教えているのかどうかわかりませんが、アメリカではそうはなっていません。帽子売り場に行けばわかると思いますが、hatというのは帽子の総称であって、capもそれに含まれています。だから、アメリカのデパートの帽子売り場では、hatと書かれたところにcapも売られています。

アメリカに住んでみてわかったのですが、日本の学校で習った英語というは本当にうそばっかりですね。

何年か前、研究社の英和辞典には、今どき使えない古典のような例文がたくさん載っていると大騒ぎになったこともありました。

なぜ日本の英語はこんなひどいことになっていたのでしょうか?おそらくは当時の日本の大学で英語を研究していた先生がだめだったのだと思います。シャークスピアとか古典を読んでいるだけで、実践的な英語が全然できていなかったのでしょう。

今ではインターネットの普及もあってアメリカから英語の情報がダイレクトに入ってくるようになり、さすがに状況もよくなっていると思います。しかし、昔私にツイッターで文句を言ってきた大学の英語の先生があまりに低レベルだったので、アカデミックな世界は相変わらずなのかもしれないなと思ってます。

1 件のコメント:

  1. 「capは野球帽のようなつばのある帽子、hatはつばのない帽子」というのは記憶違いでは?

    hatは帽子の総称で、capは水泳帽のようにつばがないもの、あるいは野球帽のように一部にだけつばがあるもの。

    こんな風に習ったのは、いまから50年近くも前のことです。

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