2013年8月21日水曜日

Logic doesn't always rule the way English works

このブログで私が強調したいのは、英語には文法的に間違っていなくてもふつうはそうは言わないという表現がいくらでもあり、英語を書くためには英文法の習得だけでは不十分で、英語の語感を身につけることが大切であるということです。

これについて例を挙げて説明してみます。

海外で英語でプレゼン(研究発表等)をする日本人には、「Thank you for your listening.」で締める人が多いようです。

しかし、このサイトによると、この表現は文法的には間違っていないのですが、ネイティブと言われる人たちは使わないとのことです。その理由として挙げられているのが、「redundant(冗長である)」というものです。youとyourであなたが二度繰り返されていてくどいので、「Thank you for listening.」ならよいという結論になっています。

Logic doesn't always rule the way English works!

は英語学習者が肝に銘じるべき言葉ですね。

さて、こういう英語の語感を外国人が身につける最も有効な方法は英語を多読することです。これは決して私の個人的な経験に基づく個人的な主張ではなく、アメリカの大学のESLの授業で聞いたものです。英文を多読することによって、英語を話す力も聞く力も伸びるということだったのでぜひとも試してみて下さい。

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