2013年7月24日水曜日

やはり、Did you know ...?

この前、トリビア的な知識を問うときにしばしば「Do you know ...?」ではなく「Did you know ...?」が使われるという記事を書きました。

そしたらタイムリーなことに、今日の授業中に学生の持っていたかばんにもこの表現がありました。


「Did you know that one in four American adults suffers from high blood pressure?」(4人に1人のアメリカの成人は高血圧に苦しんでいることを知っていますか?)で話が始まっています。

こういう問いかけから話を始めることで人々の興味を引くのは英語ではとても一般的な方法です。日本語ではあまり見かけないので、英語的な表現と言えるのではないでしょうか?

そして、このときよく使われるのは「Do you know ...?」ではなく「Did you know ...?」です。現在形の問いかけはあなたがその答えを知っていることを私は期待しているという意思が感じられる直接的な言い方です。例えば、下の例文のように使われます。

Do you know what time the next bus comes?

ゆえに、トリビア的な知識を問うときは相手が答えを知っていることを期待しない遠回しで距離感のある「Did you know ...?」がよいということでした。

それにしても、SuffersとSが大文字になっている理由がよくわかりませんね。sは大文字と小文字の区別がつきにくいので、印刷屋さんが間違えたのかも?

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